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Jay Parkが焼酎ブランドWON SOJUをプロデュース
2021年末にレーベルAOMGとH1GHR MUSICの代表職を辞任したJay Park (以下Jay)。今後の歌手活動についてファンたちの中で話題になっている最中にオリジナル焼酎ブランド「WON SOJU」の立ち上げを発表しました。
POP UPにはJayの元事務所AOMGから盟友たちが集まり、ブランドオープンを共に祝いました。
ポップアップ終了後は世界に向けて販売を行う予定ですので、日本からでも飲めるチャンスがありそう。
WON SOJUの基本情報
POPUPでは、大きめのグラスでショットで飲む様子が報じられていた「WON SOJU」。他の韓国焼酎と比べて度数や内容量はどう違うのか?まとめました。
WONSOJU | JINRO チャミスルfresh | |
度数 | 22% | 17.2% |
内容量 | 375ml | 360ml |
量はさほど変わりありませんが、アルコール度数は20%を超えており少し高め。普段フレーバーつきのチャミスルやジョウンデーに慣れてしまっている場合、余計にアルコールが強く感じる可能性があります。
Jay Parkの「WON SOJU」にかける思い
韓国系アメリカ人アーティストとして、ルーツである韓国に誇りを持って活動してきたJay。USアーティストがヘネシー(2pac、Snoop DogなどもフューチャーしたHIPHOP界の代表的ブランデー)を片手に歌うように、彼は韓国を背負う身として焼酎を手に『SOJU (feat.2Chainz)』という楽曲を2018年にリリースしました。この頃から、自分の焼酎ブランドを作ろうと意識し始めたそう。
ブランドを作るからにはただ名義貸しするだけでなく、商品としてのクオリティにこだわり醸造所の視察や全ての会議に同席するなど、こだわりの強さも見せました。
「WON SOJU」のWONの意味
「WON SOJU」のブランドスローガンは「Fast & To the future」であり、これはJay本人が考案したもの。
ブランド名に関しても、独自の意味合いを持っている「WON SOJU」。2019年のインタビューにてJayが語ったWONの意味がこちら。
- 韓国通貨のWON (ウォン)
- WIN (勝利)の意味でのWON(ウォン)
- 1という意味でのONE(ワン)
- 輪という意味での円(韓国語でウォン)
「WON SOJU」を通じて人の輪ができる、韓国から国境を越えて1つになる、というような意味があるようにとれるのではないでしょうか。ロゴも真ん中に丸がついていることから韓国国旗を模しているように見えます。
プロジェクトに参加したスタッフからは、Jayのブランディングに対して「このSOJUは本来明日がないかのように飲むべきではない。未来に希望を持って、何かを達成した時や祝いの席で喜びとともに飲んでほしいという気持ちを込めている」と語られました。
アルコール度数の高さと金額もあるので、余計にあまりガブガブ水のように飲めはしなさそう。
日本のお酒にも影響を受けた「WON SOJU」
日本にもお酒のブランドがたくさんありますが、Jayが影響を受けたというのがなんと日本のサントリー産ウイスキー「響」。「響」のように、アメリカでも韓国でも世界中で飲める焼酎を作りたかったとインタビューで語りました。
ちなみに「響」はきなりの越前和紙でできたラベルが貼ってありますが、「WON SOJU」は布製ラベルだそう。
WON SOJUは日本で買える?
今や日本のクラブや居酒屋など、韓国料理屋以外でも目にすることの増えた韓国焼酎。ジョウンデーやチャミスルもその一つ。フレーバーつきのものも多く、ショットやソーダ割で楽しめると男女問わず人気です。
先日Jayが新設立したレーベルMORE VISIONは、Youtube動画に日本語字幕が公式でつくなど、日本市場を意識した発信を既にしています。「WON SOJU」も世界進出に先立って、近隣かつ現在韓国文化が流行している日本に訪れる可能性があるのではないかな?と考えています。
ちなみにWON SOJU( 375ml )の韓国内での金額は14,900KRW。日本円だと約1490円です。輸送など手間を要するため恐らくそれよりも高く金額設定されるでしょう。
比べて、JINROのチャミスルfresh( 360ml )は日本の希望小売価格で310円。韓国ではもっと安く手に入るであろうことを考慮すると、「WON SOJU」はかなり高級焼酎であることが分かります。
高くても早いもの勝ちでもお酒が苦手でも、彼のプロダクトを買うことに価値がある!というファンは一定数日本にも居そう。本人からの発表により、世界で販売予定なのは確かなのであとは続報を待つのみ。