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20年前にタイムスリップ「K-HIPHOPの歴史」その1

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ヨロブン! アニョハセヨ! JUNKです!
今日はK-POPではなく、 K-HIPHOPについてのお話です。

20年前にタイムスリップ「K-HIPHOPの歴史」その1

皆さんの中に、 こんな方いませんか?
「K-POP好きが高じて、 K-HIPHOPにまでハマってしまった!」
あれあれ~~?? 身に覚えがある??? 笑

数年前から日本でも韓国のHIPHOPが聞かれるようになり、 クラブなどでDJがプレイしているシーンも珍しくなくなってきました。 日本で広がった理由のひとつとして、 Mnetで放送していた「SHOW ME THE MONEY」があると思います。 この番組が、 韓国はもちろん日本の若者にも大きな影響を与えたと言っても過言ではありません。 SHOW ME THE MONEYは2012年にスタートしました。 初回のシーズン1は、 LOCO / Producer DOUBLE K が優勝という結果になりました。 その後もシーズン2と続き、 日本ではシーズン3以降に爆発的な人気となりました。 シーズン3は、iKON の BOBBY が出ていたことでも知られていますね。 これくらいの時期からK-HIPHOPにハマったという方も多いと思います。

20年前にタイムスリップ「K-HIPHOPの歴史」その1

実は韓国のHIPHOPの歴史は、 SHOW ME THE MONEY よりもずっと昔からあります。 その時代があったからこそ今のK-HIPHOPシーンが存在します。 歴史を知らずして語ることなかれ! という事で今日は2000年頃の約20年くらい前にタイムスリップして、 当時のアーティストをご紹介したいと思います。

韓国人なら誰でも知っている「Leessang」

JUNKも大好きです。 リサンです。 デビューは2002年、 元々は3人組だったのですが途中からキルとケリの2人となり、 デュオという形になりました。 2002年に「Leessang Of Honey Family」というアルバムをリリースし、 これが大ヒットを記録! 瞬く間にトップクラスのHIPHOPアーティストへと昇り詰めました。

もちろん自分もこのアルバムを持っています。 あの当時、 このアルバムを何度も何度も聞いた思い出が蘇ります。 中に収録されていた「RUSH」という曲を聴きながら、 夜のソウルの街を散歩したのが懐かしいです。


この後もヒット作が続きます。中でも自分は「can’t breakup girl. can’t breakaway boy」が一番好きなナンバーです。 韓国のクラブでDJをした時に、 明け方の終わりごろにこの曲をかけると、 フロアのみんなが大合唱してくれたという素晴らしい思い出もあります。

アンダーグラウンドからステージへ「MC Sniper」

Leessangと同じ2002年デビューのMCスナイパー。 まだ韓国にHIPHOP自体が浸透していない時代から、 アンダーグラウンドで活動し、その実力を磨き上げてきた本物のアーティスト。 韓国のHIPHOP1世代と言われています。 たまに自分がDJのときにかける松任谷由実さんの「春よ来い」をサンプリングしたHIPHOPは、 MCスナイパー彼の曲です。 実は日本では坂本龍一さんの「アンダークールド」という曲にも参加しており、 ミュージックステーションには坂本龍一さんと共に出演。 これをきっかけに日本でも知名度を上げました。

こちらは2004年のミュージックステーション。 知っていましたか? こんな昔に日本の地上波でK-HIPHOPアーティストがパフォーマンスをしていたのを。

JUNKがたまにかけている春よ来いの方はこちら。何度聞いても素晴らしいサンプリングです。

わりと最近の映像ですね。 なんか昔に比べて随分若くなった印象です(笑)。 今やお父さんですからね。 時は流れていますね(笑)。

いかがだったでしょうか? これをきっかけに、 今まで聞いていなかったアーティストに興味をもってもらえればうれしいです。 これからもこのK-HIPHOPの歴史を遡るシリーズ、 続けていきますね! 韓国はK-POPだけじゃない! あなたの知らない世界が、 まだまだたくさんあるかも?

DJ JUNK

DJ JUNK

この時代はJUNKもゴリゴリのHIPHOPな感じでしたwww

DJ JUNK

DJ JUNK

Producer / DJ

ネスタルのプロデューサー兼DJ。
K-POPサウンドをクラブシーンに落とし込んだ第一人者。

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