AOMGチーム『이모티콘 ( emoji )』イサンジェ、ホウォニョク
俺らの未来が太陽のように輝いていると信じてる。たくさんのメッセージよりも君の表情が見たいよ。
AOMGのSICO(サイコ)チームのイサンジェ(Lil Nekh)、ホウォニョク(Buruninho)が選んだ科目は『美術』。教科書にあった「絵文字」をテーマに「たくさんの言葉よりも心から現れる表情が一番嬉しくさせる」という意味を込めて制作されました。
アイドルの衣装みたいな淡い水色の制服姿!damoim企画でYUMDDAやPaloaltoなどおじさん達が学生服を着ていたこともありましたが、これは若い間にしか着れないですね〜。
サムネからもう明度高めな曲をイメージしてしまいますが、実際は「外では明るく見えるよう振る舞っているけど、心の中では今にも壊れそう」というちょっと重たいテーマの曲。中でもウォニョクは、離婚した両親よりも一緒に過ごすことの多かったおばあちゃんを思ったリリックを披露。作業室でもおばあちゃんを思い出し涙するウォニョクに、こちらもつられて涙・・・。
yuki
二人が孤独だったエピソードを知ってからこの曲を聴くと、圧倒的にキラキラしているのに哀愁も感じれて、楽しいはずなのに泣けてくるようになってしまいました。
AOMGチーム『녹아줄게 ( Methane Hydrate )』カンヨソプ、ノユナ
いつか溶けて消えてしまうかもしれないけど凍った俺の心を燃やしてくれ
AOMGのSICO(サイコ)チームのカンヨソプ(YoBoy)、ノユナ(JAM1E)が選んだ科目は『科学2』。教科書にあった「燃える氷」をテーマに「氷のように冷たい男だけど君のためなら炎のように燃え上がる」という意味を込めて制作されました。他のチームは自分の夢や生い立ちについて歌っていますが、こちらは珍しくラブソングです!ビートはAOMGの広告王GRAYが担当。
ノユナ
燃える炎って不思議だしなんかかっこよくないですか!?しかもGRAYさんのビートで歌えるなんて頑張った甲斐があリました。
ノユナはよくインスタに彼女が登場していましたが、一体どんな気持ちでこの曲を聴いていたんでしょうか。10代の恋愛事情が気になってしまいますね。衣装やステージ構成も曲に合わせて大人びていて他のチームとは違った印象を受けるため、とても記憶に残るステージとなりました。
Daytona Entertainmentチーム『Chris Brown Moves』キムジェハ、ファンセヒョン
時間が経っても忘れない。俺に息子ができてChris Brown Moveを踊る姿が楽しみだな
Daytona Entertainmentのタキュチームのキムジェハ(JAEHA)、ファンセヒョン(H3hyeon)が選んだ科目は『社会・文化』。日本の科目でいう公民や現乳社会みたいな感じでしょうか。教科書にあった「Hiphop」のページにはなんとラッパーMadClownの写真も掲載されていました。ちなみにこのことは本人も知らなかったようですよ!
Hiphopがメインストリームに来て時が流れてもまだ熱は冷めないという未来を歌った二人。日本はまだまだサブカルチャーに留まっている音楽ジャンルなので、そんな未来が来るといいなと私も思います。
Daytona Entertainmentチーム『CHOO RELIGION feat. YUMDDA』チュヒョンスン
Daytona Entertainmentのタキュチームのチュヒョンスン(Choo)が選んだ科目は『生活と倫理』。教科書にあった「宗教」をテーマに、チュが持つ独特のカリスマ性でチュ自身が宗教になるという楽曲を制作しました。
メンター達がコメントする通り、確かにかなり独特なフロウやパフォーマンスでアングラ感満載の見応えあるステージになりました。「いかれた奴」と言われないといけないという指導もありましたが、パフォーマンスというものはオーバーに全力でやってこそ本気度が伝わるものですものね。チュの大好きなDboが見守る中、全力で終えられた良いステージになりました。
目次
高等ラッパー4 教科書ラップ編の見どころとその他の放送回の音源
今回は高等ラッパーならではのテーマである教科書ラップ編についてご紹介しました。大人が出演するShow Me The MoneyやUnPretty Rapsterにはない独特の企画で、側から見たら変てこな企画だし難しそうなのにしっかり自分たちの作品にしてしまう学生ラッパー達には圧巻です。
さて次回は豪華共演者を迎えての個人戦・セミファイナルです。
他の放送回についてもこちらのリンクからご覧になれますよ!ぜひ放送後もリリースされた曲を聴いて楽しんでくださいね。