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2022年おすすめ!注目の韓国アーティスト4選

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2022年おすすめ!注目の韓国アーティスト4選

2021年、高等ラッパーやShow Me The Moneyで大いに盛り上がりを見せた韓国HIPHOP , R&Bシーン。今回は、ライターが注目している、おさえておくべき2022年活躍間違いなしなアーティストをご紹介。

dress

2015年から活動を開始したプロデューサーdress。彼は2021年ラッパーKidMilliと合同でリリースした『Cliché』で一層注目を浴びました。
BIG Naughty『STAB』では、学生へ向けた応援歌らしくサビへ向けて段々と疾走感を増していく曲構成が魅力。Sogumm, Sukhoon Chang『talk (Feat. VINXEN)』や、自身名義でリリースの『Baby (feat. PENOMECO , sogumm)』では、R&B調ながらトラップのようにハイハットの連打音を多用するなど、音楽ジャンル特定しない独自の異彩を放っています。

Honey Bee (feat. PENOMECO)』は、転調や豪華なストリングスの演出で軽快なだけのトロピカルハウスには留まらない、壮大な一曲。

YEYEBEEN

2020年から活動を開始したYEYEBEENはレーベル未所属の新人女性ラッパーです。OLNLやK.vshなど、Indigo Musicアーティストの多く在籍するAre you Childishのクルー。
ハスキーな声質が魅力で、クセのないフロウは聴きやすく安定しておりシンギングもお手の物。Show Me The Money10では残念ながらあまりその実力を発揮できませんでしたが、まだまだ実力が計り知れない注目の新人です。

2022年2月6日にEP 『SUNRISE』をリリースしたばかり。『100. (Feat. OLNL)』では同クルーの先輩OLNLが客演で援護しました。他にも昨年Dejavu Groupに所属したCHOILBや、大先輩でゴリゴリの漢気溢れるラッパーWutanが参加。EP全曲通してシンプルめなビートが使われていますが、飽きることなく聴ける実力と豪華客演メンバーここにあり。

zzuno だいすき!

zzunoだいすき! はハングルだと쭈노 다이스키。2016年頃から活動を開始し、アンダーグラウンドにいながらも2020 , 2021年にはFuturistic Swaverの正規アルバムに『Can’t Feel (feat. PAAD , zzuno だいすき!)』に客演参加、twlvやNorthfaceGawd、NEALなどメインストリームでの活動が目立ってきたラッパーとも活動当初から共演歴があり、ここ数年さらに頭角を見せつつあります。

音楽スタイルはトラップど真ん中。SoundCloudが非公開になってしまい、2016~2017年頃の作品は現在Youtubeでしか公開されていませんが、前述したアーティストとも相性の良いPOPな曲調からダークなハスリングラップまでこなしてきています。2021年には12曲収録のEP『plug Tour Lif3 2』もリリースしており、今年の活動にも期待。

oceanfromtheblue

超長い名前が既に独特なoceanfromtheblue。シンガーでありながら、Jay Park『Automatic Remix』やBlase『Peace Out MEGA MIX』などHIPHOPアーティストばかりが参加したリミックスにも殴り込みにきた彼。
2017年頃から活動を開始し、現在はNostalgia Musicに所属。

伸びやかで透明感のある歌声は非の打ち所がなく、『girl (feat.BLOO)』や『icy girl (feat. SOLE)』など、既にヒット曲製造機になりつつあります。
特に驚いたのは『Peace Out MEGA MIX』でのバース。トラップビートにあわせてDon Millsやpunchnelloなど普段から強めなビートが得意なラッパーが多い中、シンガーは彼のみ。伸びのある透き通った高音もそのままに、より情緒的で官能的な歌声のシンギングバースから、まさかの別人のようなフロウでのラップ!リリックはラブソングの多い彼らしく、人から受ける愛にまつわる歌詞でした。このリミックス企画はTRADE LやA-Chess、DON MALIKなどもちょっとびっくりするくらい上手いので必聴です。

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