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高等ラッパー4で披露され音源化された楽曲紹介 教科書ラップ編
約40人の学生ラッパーが参加した今回の高等ラッパー4。テーマバトルやサイファーを経てチーム分けされた団体戦以降から、各種サブスクサイトなどでも視聴できます。音源化されている団体戦、教科書ラップ、セミファイナル、ファイナルの順で楽曲をエピソードと共にご紹介します。
今回は学校で使わている教材から着想を得て制作する教科書ラップ編！脱落者を出さなかったチームもあるので、今回は曲数がとっても多い回になりました。
H1GHR MUSICチーム『WORK!』キムダヒョン、パクヒョンジン
大人達は「音楽やめて勉強しろ」って言うけど周りの目なんて気にしないんだ。俺は毎日WORK
H1GHR MUSICのパクスリーチームのキムダヒョン(Lil Bemo)、パクヒョンジンが選んだ科目は「音楽」。教科書にあったGRAYの『Dream Chaser』をテーマに「夢の主人公は俺たちだ！夢を叶えるため一生懸命自分の道を突き進む」という意味を込めて制作されました。観覧席にいた比較的若いアンビョンウンが「GRAYの曲が教科書に！？」と驚いていたので、載ったのはつい最近なのかもしれませんね。
衣装はあの配管工兄弟をイメージして赤と緑にオーバーオール姿。独特な振り付けもついて可愛いさ抜群です！「教科書では教えてくれない夢を描く方法・人生を楽しむ方法」というリリックには大人の私にもグサッと刺さりました。何歳になっても夢は持っていたいです。
H1GHR MUSICチーム『DNA feat. JAY PARK』イジョンウン
H1GHR MUSICのパクスリーチームのイジョンウン(YLN Foreign)が選んだ科目は「総合科学」。教科書にあった「DNA」で、家族から受け継いだDNAを誇りに楽曲制作を行いました。今回はジョンウンのみ一人のステージですが、チームリーダーとも言えるジェボムが一緒にステージに上がり、ビートをWOOGIEと共にAOMGのCha Cha Maloneが共同制作したことでかなりの心強さあり。
pH-1
これは本当にあげるのが勿体ないくらい良いビートだぞ。俺が使いたいくらい！(大興奮)
録音にはもちろんChaChaも参加。ステージでの表現方法を事細かくパクジェボム自ら伝授し、ジョンウンにとって一際質の良い練習時間、公演になりました。この豪華メンバーの中で萎縮しないで、むしろ負けないようなパフォーマンスをしなければと思えるジョンウンはかなりメンタルが強いですね！
Ambition Musikチーム『경우의 수 ( Numbers of Cases) (Feat. CHANGMO) (Prod. Way Ched)』キムウリム、パクカンベク
俺の選択によって生まれた結果、失敗・成功・幸福・悲しみその全てを巻き戻したいんだ。
Ambition MusikのWAYMOチームのキムウリム(D.Ark)、パクカンベク(Baegie)が選んだ科目は「数学」。教科書にあった「場合の数」をテーマに「違う人生を生きてきたけど、同じ夢を追う者として一緒に突き進んでいきたい」という意味を込めて制作されました。
一見暗いフックに感じてしまいますが、「俺とお前は違う。でも目的は同じ。違う価値観が生み出す力見せてやるよ」など、自分が生まれ育った環境・過ごしてきた時間・持っている価値観を肯定し一緒に作品を作っていて、かなり完成度が高く大人顔負けの楽曲に仕上がっています。
Ambition Musikチーム『풀버전] 전우치 (Jeon Woochi) (Feat. CHANGMO) 』カンソビン、イスンフン
あの空の上まで飛び立って終わりのない飛行をするよ。俺は自分のことを信じてる。
Ambition MusikのWAYMOチームの中でも普段から特別仲が良くて好みも一緒のカンソビン(YUNG CHENS)、イスンフン(Trade L)が選んだ科目は「文学」。教科書にあった「チョン・ウチ」をテーマに「道術をするチョンウチのように二人の力で勝ち進んでいく」という意味を込めて制作されました。平手打ちする独特の振り付けには客席のブーリンオンニも「可愛い！」と大興奮。