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2021年8月リリースしたおすすめ韓国HIPHOPまとめ

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2021年8月リリースしたおすすめ韓国HIPHOPまとめ

2021年8月リリースしたおすすめ韓国HIPHOPまとめ

夏も終盤!今年も熱くて夏にぴったりの曲や爽やかでチルな曲がたくさんリリースされました。「夏」という季節感も意識しつつ、8月のリリース曲をおさらいしていきましょう。

JMSGSKLR『Juicy Summer feat. Futuristic Swaver』[理李 (LEE LEE)]より 8月1日リリース

2人だけの部屋は海の上に乗っているように海外行き来 パスポートはいらない俺がエスコート

JMSGSKLRのアルバム『理李 (LEE LEE)』は8月1日にリリースされました。
JMSGSKLRは日本人ラッパーのjinmenusagiと韓国人ラッパーSKLRのHIPHOPユニットです。以前から交流があり、jinmenusagiとは『Harajuku』など、SKLRとは『YABAI』や『4G』をはじめとした数々の楽曲でコラボしてきたラッパーでビートメイカーのFuturistic Swaverがタイトル曲『Juicy Summer feat. Futuristic swaver』を後押し!家の中でもHOTに過ごせる楽曲がリリースされました。

どこで買ってたのか分からないG-DRAGONのTシャツや、ニート東京をオマージュしたような緑背景のyoutube動画など、挟まる小ネタがなんとも面白いMV。ニコニコ動画出身のjinmenusagi、ネット文化に大きく影響を受けているSwaver、ネットを通して日本のhiphopを知り沢山の日本人ラッパーと制作してきたSKLR。インターネットに特化した3人だからこそできた曲・映像だと感じました。

またFuturistic Swaverと同じくSTAREXクルーの参加している『NIKEEE feat. RIHITO & Northfacegawd』も注目の日韓HIPHOPです。

RAD MUSEUM『Air Drop feat. WONSTEIN』シングル [Brainstorm] より8月4日リリース

僕と君の気持ちが届くよう、Air Dropみたいに共有するよ。Apple信者じゃなくてもわかるはずさ

RADMUSEUMのシングルアルバム『Brainstorm』は8月4日にリリースされました。
中でも『Air Drop feat. Wonstein』は、爽やかさがありながらもRADMUSEUMらしい不思議なリリックとビートが特徴的です。今まで沢山のアーティストが恋人同士の以心伝心具合を歌詞にしてきて「気持ちが通じ合っているみたい」のような歌詞を書いてきましたよね。それでも、そのことについて「Air Dropみたい」と表現した人が一人でもいたでしょうか?この変化球度合いがRADMUSEUMだな〜としみじみ思いました。

同アルバムに収録されている『EXIT (feat. JUSTHIS)』も、日常という迷路に閉じ込められてしまった二人のラッパーの歌詞がとても面白いのでぜひ聴いてみてくださいね。

DOG『nezuko』 EP [drugonline gate]より8月7日リリース

見えているつもりなんだろ マスコミは何してるのか。禰󠄀豆子みたいな奴らは俺の仲間とはやれないぜ

DOGクルーのEP『drugonline gate』は8月7日にリリースされました。
DOGは、Indego music所属のYANG HONGWONGを筆頭に、Show Me The Moneyにも出演したunofficialboyyやTHE RISEで注目を浴びたgammaなどが参加している若手HIPHOPクルーです。EP一曲目はunofficialboyyとgammaの『nezuko』。そう、鬼滅の刃のあの禰󠄀豆子です。

禰󠄀豆子(nezuko)とは、鬼滅の刃の作中で主人公の妹。鬼と人間のハイブリッドとなり人間を噛まないよう口枷をしているため、言葉を話せないキャラクター。

ここでの禰󠄀豆子の扱いは、直接口でものを言ってくることのないメディアやSNSでの匿名の反応のことを表しているのではないかなと感じました。内容もビートも今っぽいUSに影響された感じがして、今後の伸びが楽しみなクルーです。

JMIN『Dedication (feat. Jay Park)』EP [Homecoming]より8月13日リリース

俺が愛してるのは金だけ。他は重要じゃないのに彼女は俺を受け入れてくれているんだ。

JMINのEP『Homecoming』は8月13日にリリースされました。
8月に新たにH1GHR MSICに加入した、韓国系アメリカ人のJMIN。レーベルの代表であるJay Parkも同じく韓国系アメリカ人であるため、英語慣れしている人も多くきっと活動しやすいだろうな〜と思いました。選んで正解。

初リリースのタイトル曲『Dedication (feat. Jay Park)』は、自分は金と成功のことしか考えていないのに超好いてくれてる女がいてさ・・というクズ男ソング!最初からそんなイメージでいって大丈夫ですか?とも思いますが、それだけ惚れさせる魅力があるというのはとっても伝わります。
Jayのリリックの「JMINとJay Parkはベビーフェイス」というところは、アジア系である自分たちがそれ以外のアメリカ人から見られている視線やJMINがまだ韓国では新人(baby)であることなどがかかっているのかな、と興味深い且つ可愛いリリックだなと思いました。

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